リポジトリの選択と管理
Code Tempo で分析するリポジトリの選択・管理方法を説明します。 リポジトリの設定は分析の基盤となるため、適切に構成することで正確なメトリクスを取得できます。
設定画面へのアクセス
リポジトリの管理はSettings → Repositoriesページから行います。初回ログイン時は自動的にこのページに案内されます。
設定は以下の 3 ステップで完了します。
接続チェック
GitHub OAuth トークンの有効性を自動的に確認します。トークンが期限切れの場合は再認証を求められます。
リポジトリ選択
個人リポジトリと Organization リポジトリの一覧から、分析したいリポジトリにチェックを入れます。
保存・完了
「保存」ボタンをクリックすると選択内容がデータベースに保存され、データの取得が開始されます。
個人リポジトリと Organization リポジトリ
リポジトリ選択画面にはタブが表示され、個人リポジトリと Organization リポジトリを切り替えて表示できます。
個人(Personal)タブ
自分が所有するリポジトリの一覧が表示されます。フォークしたリポジトリも含まれます。
Organization タブ
所属する Organization のリポジトリが表示されます。OAuth 認証時に Organization へのアクセス許可が必要です。
Organization のリポジトリが表示されない場合は、GitHub の OAuth 認可でアクセスが許可されていない可能性があります。GitHub の設定ガイドを参照して Organization へのアクセスを許可してください。
パブリック / プライベートリポジトリ
Code Tempo はパブリックリポジトリとプライベートリポジトリの両方を分析できます。 リポジトリ一覧では、プライベートリポジトリには鍵アイコンが表示されます。
パブリックリポジトリ
追加の設定なしで分析可能です。GitHub にログインしていれば自動的にアクセスできます。
プライベートリポジトリ
OAuth 認証の repo スコープにより読み取りアクセスが許可されます。ソースコード自体は Code Tempo に保存されません。
プライベートリポジトリのデータは、そのリポジトリにアクセス権を持つユーザーにのみ表示されます。 詳しくはCode Tempo と GitHub の関係をご覧ください。
リポジトリの検索・フィルター
リポジトリ数が多い場合、検索ボックスを使って目的のリポジトリを素早く見つけることができます。
名前・説明で検索
リポジトリ名や description に含まれるキーワードでフィルタリングできます。入力するとリアルタイムで絞り込まれます。
リスト更新
「更新」ボタンでリポジトリ一覧を再取得できます。新しく作成したリポジトリが表示されない場合にお使いください。
リポジトリ一覧はページネーション対応で、「さらに読み込む」ボタンで追加のリポジトリを表示できます。 各リポジトリにはプログラミング言語とスター数も表示されるため、識別に役立ちます。
リポジトリの追加・削除
追加する場合
リポジトリにチェックを入れる
一覧から分析したいリポジトリのチェックボックスをクリックします。「全て選択」ボタンで一括選択も可能です。
選択状況を確認
画面上部に「○ / △ 件選択中」と表示されます。選択したリポジトリはリストの下部に一覧表示されます。
保存する
「保存」ボタンをクリックして変更を確定します。保存するとデータの取得が自動的に開始されます。
削除(解除)する場合
分析対象から外したいリポジトリのチェックを外し、「保存」ボタンをクリックします。 チェックを外したリポジトリのデータはダッシュボードに表示されなくなります。
リポジトリの選択はいつでも変更できます。分析が不要になったリポジトリは解除し、新しいリポジトリを追加してください。
プランごとのリポジトリ制限
選択できるリポジトリ数はプランによって異なります。
| プラン | 最大リポジトリ数 | 分析期間 |
|---|---|---|
| Free | 2 件 | 過去 30 日間 |
| Standard | 5 件 | 過去 180 日間 |
上限に達すると、新しいリポジトリのチェックボックスが無効になります。 追加するには、既存のリポジトリの選択を解除するか、Standard プランにアップグレードしてください。
推奨されるリポジトリの選び方
分析の精度と有用性を高めるために、以下のガイドラインを参考にしてください。
アクティブなリポジトリを優先
直近でコミットや PR が活発なリポジトリを選ぶと、トレンドやパターンの分析が効果的に行えます。
チーム全体が関わるリポジトリ
チーム分析やレビュー効率の計測には、複数メンバーが貢献するリポジトリが適しています。
PR ベースの開発フロー
サイクルタイムやレビュー分析は PR ベースのワークフローで最も効果を発揮します。直接 main にプッシュするフローでは一部の指標が算出されません。
CI/CD が設定済みのリポジトリ
デプロイ頻度(DORA メトリクス)の計測には GitHub Actions のワークフローが必要です。
モノレポ vs マイクロサービス
モノレポの場合
1 つのリポジトリに全コードが含まれるため、1 件の登録で全体の活動を把握できます。ただしチーム別の分析には向きません。
マイクロサービスの場合
サービスごとにリポジトリが分かれている場合、主要なサービスのリポジトリを優先的に選択してください。プランの上限内で最も重要なものを選びましょう。
データの初回取得について
リポジトリを新しく登録すると、GitHub API を通じてデータの取得が開始されます。 取得にかかる時間はリポジトリの規模によって異なります。
小規模リポジトリ
コミット数が数百件程度のリポジトリは、数十秒〜1 分程度でデータの取得が完了します。
大規模リポジトリ
コミット数が数千件以上のリポジトリは、初回取得に数分かかる場合があります。取得中もダッシュボードは表示可能です。
データは 1 日 1 回自動更新されます。最新のデータを即座に確認したい場合は、ダッシュボードの更新ボタンを使用してください。
よくある質問と対処法
リポジトリ一覧にリポジトリが表示されない
リポジトリ一覧はキャッシュされています。「更新」ボタンをクリックして最新のリストを取得してください。新しく作成したリポジトリは反映に少し時間がかかる場合があります。
Organization のリポジトリが見えない
OAuth 認証で Organization へのアクセスが許可されていない可能性があります。GitHub の Settings → Applications → Authorized OAuth Apps → Code Tempo から、対象 Organization の「Grant」をクリックしてください。
「上限に達しています」と表示される
現在のプランのリポジトリ上限に達しています。不要なリポジトリの選択を解除するか、Standard プランにアップグレードしてください。
保存時にエラーが発生する
GitHub トークンの期限切れや、ネットワークエラーの可能性があります。ページを再読み込みして再度お試しください。改善しない場合は再ログインしてください。
データが更新されない
データは 1 日 1 回自動更新されます。GitHub API のレート制限に達している場合、一時的に更新が遅延する場合があります。通常は 1 時間以内に回復します。
関連ページ
- セットアップガイド — 初期設定の全体手順
- Code Tempo と GitHub の関係 — データ取得範囲とセキュリティ
- GitHub の設定ガイド — OAuth 認証と Organization アクセス
- プラン比較 — リポジトリ上限とプランの違い