リポジトリアクション
アクション機能では、対応が必要な項目を自動検出して一覧表示します。 ブロッカー Issue、長期間オープン PR、レビュー待ち PR、ステイルブランチの4種類のアラートを監視し、 チームが迅速に対処すべき事項を可視化します。
検出項目
ブロッカー Issue
他の Issue や PR の進行を妨げている Issue。依存関係グラフで影響範囲を確認できます。
長期間オープン PR
一定期間マージされずに放置されている PR。放置理由の判定も表示します。
レビュー待ち PR
レビューが滞っている PR。待ち時間と優先度、リクエストされたレビュアーを表示します。
ステイルブランチ
30日以上更新のないブランチ。不要なブランチの整理を促します。
各アラートの詳細
ブロッカー Issue
他の Issue や PR をブロックしている(進行を妨げている)Issue を自動検出します。 Issue 本文中の依存関係パターン(「blocked by #123」「depends on #123」「waiting for #123」)を解析します。
| 深刻度レベル | ブロック数 | 対応 |
|---|---|---|
| Normal | 1〜2 件 | 通常の優先度で対応 |
| Caution | 3〜4 件 | 早めの対応を推奨 |
| Warning | 5〜9 件 | 複数タスクに影響。優先的に対応 |
| Critical | 10 件以上 | プロジェクト全体に影響。即座に対応が必要 |
依存関係グラフ
ブロッカー Issue はネットワークグラフとしても可視化されます。 Issue/PR 間の依存関係を視覚的に把握し、クリティカルパスを特定できます。 クロスリポジトリ参照(別リポジトリの Issue への依存)も検出します。
長期間オープン PR
一定期間マージされずに放置されている PR を検出します。 オープン経過日数に応じて警告レベルが設定されます。
| 警告レベル | 経過日数 | 推奨アクション |
|---|---|---|
| Caution | 7〜14 日 | レビュアーにリマインド。PR が大きすぎないか確認 |
| Warning | 15〜30 日 | ブロック理由を調査。分割やペアレビューを検討 |
| Danger | 31 日以上 | クローズまたはリベースを検討。コンフリクトのリスクが高い |
また、レビュー数が 0 の場合は「レビュー待ち」、レビューが付いている場合は「レビュー中」と 放置理由を自動判定します。
レビュー待ち PR
レビューが開始されていない、またはレビューが滞っている PR を検出します。 待ち時間に応じて警告レベルが設定されます。
| 警告レベル | 待ち時間 | 推奨アクション |
|---|---|---|
| Normal | 24 時間未満 | 通常のレビュー待ち。特に対応不要 |
| Caution | 24 時間以上 | レビュアーにリマインド |
| Warning | 48 時間以上 | 別のレビュアーをアサインすることを検討 |
| Danger | 72 時間以上 | レビュー体制の見直しが必要 |
レビュアー別集計
レビュー待ち PR はレビュアー別にも集計されます。 特定のレビュアーに待ち PR が集中している場合、負荷分散を検討しましょう。 GitHub Projects の優先度フィールドと連携している場合、優先度順にソートされます。
ステイルブランチ
30 日以上更新されていないブランチを検出します。 保護ブランチ(main、master、develop)やリリースブランチ(release/*、hotfix/*)は自動的に除外されます。
| 深刻度 | 経過日数 | 推奨アクション |
|---|---|---|
| 軽度 | 30〜89 日 | 作業者に状況を確認。不要なら削除 |
| 中度 | 90〜179 日 | ほぼ確実に不要。削除を推奨 |
| 重度 | 180 日以上 | 放置されたブランチ。即座に削除を推奨 |
ステイルブランチの放置はリポジトリの見通しを悪化させ、 誤って古いブランチから作業を開始するリスクがあります。 定期的に整理することをお勧めします。
アラート活用のベストプラクティス
定期チェック
週1回、スプリントレビューの前にアラート一覧を確認し、ブロッカーの解消を優先しましょう。
チームでの共有
レビュー待ち PR やブロッカーの情報をデイリースタンドアップで共有し、対応者を明確にしましょう。
ゼロアラートを目指す
Danger レベルのアラートがゼロの状態を目標に。Warning は次のスプリントで対応する計画を立てましょう。
関連ページ
- デリバリー効率分析 — PR のリードタイムとレビュー効率
- チーム分析の使い方 — レビュー負荷の偏りの確認
- プロジェクト進捗追跡 — プロジェクト全体のボトルネック分析